2012年01月16日
美容師って怖い?
あけましておめでとうございます。
すっかりブログをさぼってしまいました。
本当にすいません!
年頭に当たり気になる記事を読みました。
こういうの見ると
僕たち美容師が良かれと思ってやっていることが
逆にお客さんにプレッシャーを与えてしまっていることもあるんだなって思う
もっと頑張らなくては
以下は某記事から抜粋(一部略)
華やかな店構え、お洒落なスタッフたち、恐ろしいほどに小顔のお客さん……。
あぁ華の美容院。「もっとカッコよくなりたい」「もっと美人になりたい」、そう思ったときに、美容院の存在は欠かせないものです。こと第一印象において、髪型が重要な要素になることは間違いありません。
「でも、それでも、美容院は苦手なの……」という方も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
人見知りでも、美容院に無難に通う方法は――。
僕はずっとそれを考え続けてきました。ここでは、その方法を5つご紹介します。
①「こうしたい!」という髪型のキリヌキやプリントアウトを持って行く
美容院に入り、席に案内される。すると、いきなり最初にして最大の山場が訪れます。「今日はどのように?」という、例の質問。ここでしっかりと意思を伝えないと、後々大きく後悔することになりがちです。
「これなんてどうですか?」
そう言って、ヘアカタログを指差す美容師さん。うん、かっこいい。超かっこいい。でも、カタログのモデルの人に比べて、遥かに自分の顔が長いことってありますよね。いや、ごめんなさい、僕の場合は9割方そういうケースなんですけど。もちろんスペシャリストである美容師さんが言うぐらいだから、似合う可能性は高いのでしょう。ただ、この面長にして、この髪型。いや、さすがに攻め過ぎなんじゃないかと。もっと無難にまとめる方法はないのかと。そう思って、震える声で言うわけです。
「は、はい。じゃあこれで……」
従ったなー。何も言い返せない。「僕、学生時代のあだ名『ナイススティック』
だったんですけど、本当にこれ似合いますか?」って言えない。
こういったケースを避けるためにも、髪型はあらかじめ決めていったほうが無難。
そして、その髪型のキリヌキやプリントアウトを持って行ければ理想的です。
②美容師さんとの会話ははっきりと
人見知りにとって、美容院を恐れる大きな理由はこれ。そう、店員さんとの会話です。ただでさえ初見の人とうまく話せない上に、自分より遥かにイケてる美容師さん。こんなのうまくいくはずない。
それでも、美容師さんはこっちを楽しませようとしてくれます。
「お客さん、普段何をしている人なんですかー?」
こんな具合で。さぁ来たぞとわかります。喉カラッカラになってるのも。唾がうまく飲み込めないのもわかる。でもここは、はっきりとあなたの意思を伝えるべきです。なお声の出し方に失敗すると、以下のような修羅場が待ち構えているので、注意が必要です。
美容師さん「お客さん、普段は何をしている人なんですかー?」
僕「えっと、ライターです……」(ボソ)
美容師さん「え?ファイター!?」
僕「い、いや、ライター……!」
美容師さん「すごいっすね! 格闘技やってるんですか!」
僕「ラ、ライター……」
美容師さん「ちなみに得意技は!?」
僕「……に、肉車(にくぐるま)」
こうなると、作業が終わるまでの小一時間、ファイターとして過ごすことになります。ただでさえ会話が困難な上に、演技力まで求められる。
これなんだ状態です。
③かゆいところは自分でかく
カットが終わると、いよいよシャンプータイムが始まります。「お湯熱くないですかー」と、美容師さんの優しい一言。「はい、大丈夫です」と私たち。本当はクリアに走馬灯が見えるぐらい熱くても、そうは言えないのが人見知りです。身体の一部をつねって熱さをごまかす場合は、なるべく目立たない箇所にしておきましょう。あまり目立つ場所に痕が残ると、家に帰った後、お母さんに優しくされてしまいます。
「かゆいところはございませんかー?」
さて、シャンプー中には、必ずと言っていい程このような質問をされます。うんうんなるほど、すげーあると。あちこちと。でも言えない、と。わかりますわかります。そういう場合は、もう自分でかいてしまいましょう。ただし、もしそこで美容師さんと手が当たっても、恋が芽生えるようなことはありません。「あの頃」のような期待は禁物です。
また、神様のイタズラか、顔の上の布みたいなやつがズレてくることがあります。そういうときに有効なのは、やはり皆さん御存知のあの技。そう、「顔バグらせて何とか元の位置に戻そうとするすごい必死に」です。ただしこれをやる場合、美容師さんの気配を全身で感じ取るのは必須。下手をすると、顔をバグらせている最中に、布を取り上げられる可能性もあります。その顔を見られたが最後、行く宛もなく夜行バスに乗りたくなるので、それだけは絶対に避けてください。
■諦めない心が大切
「襟足、こんな感じで大丈夫ですか?」
僕はそれまで、この質問は一種の挨拶みたいなものだと思っていました。「大丈夫ですか」「大丈夫です」「ではお疲れ様でした」。これは流れ作業のようなものだと。これは様式美なんだと。僕の入る余地はないんだと。そう思って、諦めていました。
そんな僕が、初めて「もうちょっと短くしてもらえますか?」と言えたあの日。その頃はちょうど就職活動中であったため、どうしても襟足を残すわけにはいかなかったのです。僕が震える声でそう伝えると、なんということでしょう。美容師さんは嫌な顔ひとつ見せず、僕の襟足を短くしてくれたのです。それはまだ寒さの残る、とある大安の日のことでした。
「大丈夫。美容師さん、そんなに怖くないよ?」
美容院を恐がる全ての人に、この言葉が届くといい。襟足を切ってもらえたあの日以来、僕はそう思い続けています。諦めなければ、一歩を踏み出せれば、美容師さんはきっと応えてくれます。あの日を最後に、僕が「もうちょっと短くしてください」と言ったことはありません。それでも「いざとなったら言える。多分」という後ろ盾は、人を少しだけ強くするのです。
いかがでしたでしょうか。大体が「言えないから自分でやる」という着地になっていますが、美容師さんに意思を伝えるよりは、遥かにエネルギーを消費しないはずです。どうしても人見知りをしてしまうという皆さんが、少しでも心地よく美容院に通えるよう、心より願っております。
sora.HAIR MAKE
HP http://www.sora-hair-make.com/
Shop:〒381-0043長野県長野市吉田2-10-8
Tel&Fax:026-243-5018(予約優先制)
営業時間:平日10:00~20:00
土、日、祝9:30~19:00
定休日:火曜日 第1月曜日
駐車場:有(8台)
カード使用:可
Mail:salon@sora-hair-make.com
すっかりブログをさぼってしまいました。
本当にすいません!
年頭に当たり気になる記事を読みました。
こういうの見ると
僕たち美容師が良かれと思ってやっていることが
逆にお客さんにプレッシャーを与えてしまっていることもあるんだなって思う
もっと頑張らなくては
以下は某記事から抜粋(一部略)
華やかな店構え、お洒落なスタッフたち、恐ろしいほどに小顔のお客さん……。
あぁ華の美容院。「もっとカッコよくなりたい」「もっと美人になりたい」、そう思ったときに、美容院の存在は欠かせないものです。こと第一印象において、髪型が重要な要素になることは間違いありません。
「でも、それでも、美容院は苦手なの……」という方も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
人見知りでも、美容院に無難に通う方法は――。
僕はずっとそれを考え続けてきました。ここでは、その方法を5つご紹介します。
①「こうしたい!」という髪型のキリヌキやプリントアウトを持って行く
美容院に入り、席に案内される。すると、いきなり最初にして最大の山場が訪れます。「今日はどのように?」という、例の質問。ここでしっかりと意思を伝えないと、後々大きく後悔することになりがちです。
「これなんてどうですか?」
そう言って、ヘアカタログを指差す美容師さん。うん、かっこいい。超かっこいい。でも、カタログのモデルの人に比べて、遥かに自分の顔が長いことってありますよね。いや、ごめんなさい、僕の場合は9割方そういうケースなんですけど。もちろんスペシャリストである美容師さんが言うぐらいだから、似合う可能性は高いのでしょう。ただ、この面長にして、この髪型。いや、さすがに攻め過ぎなんじゃないかと。もっと無難にまとめる方法はないのかと。そう思って、震える声で言うわけです。
「は、はい。じゃあこれで……」
従ったなー。何も言い返せない。「僕、学生時代のあだ名『ナイススティック』
だったんですけど、本当にこれ似合いますか?」って言えない。
こういったケースを避けるためにも、髪型はあらかじめ決めていったほうが無難。
そして、その髪型のキリヌキやプリントアウトを持って行ければ理想的です。
②美容師さんとの会話ははっきりと
人見知りにとって、美容院を恐れる大きな理由はこれ。そう、店員さんとの会話です。ただでさえ初見の人とうまく話せない上に、自分より遥かにイケてる美容師さん。こんなのうまくいくはずない。
それでも、美容師さんはこっちを楽しませようとしてくれます。
「お客さん、普段何をしている人なんですかー?」
こんな具合で。さぁ来たぞとわかります。喉カラッカラになってるのも。唾がうまく飲み込めないのもわかる。でもここは、はっきりとあなたの意思を伝えるべきです。なお声の出し方に失敗すると、以下のような修羅場が待ち構えているので、注意が必要です。
美容師さん「お客さん、普段は何をしている人なんですかー?」
僕「えっと、ライターです……」(ボソ)
美容師さん「え?ファイター!?」
僕「い、いや、ライター……!」
美容師さん「すごいっすね! 格闘技やってるんですか!」
僕「ラ、ライター……」
美容師さん「ちなみに得意技は!?」
僕「……に、肉車(にくぐるま)」
こうなると、作業が終わるまでの小一時間、ファイターとして過ごすことになります。ただでさえ会話が困難な上に、演技力まで求められる。
これなんだ状態です。
③かゆいところは自分でかく
カットが終わると、いよいよシャンプータイムが始まります。「お湯熱くないですかー」と、美容師さんの優しい一言。「はい、大丈夫です」と私たち。本当はクリアに走馬灯が見えるぐらい熱くても、そうは言えないのが人見知りです。身体の一部をつねって熱さをごまかす場合は、なるべく目立たない箇所にしておきましょう。あまり目立つ場所に痕が残ると、家に帰った後、お母さんに優しくされてしまいます。
「かゆいところはございませんかー?」
さて、シャンプー中には、必ずと言っていい程このような質問をされます。うんうんなるほど、すげーあると。あちこちと。でも言えない、と。わかりますわかります。そういう場合は、もう自分でかいてしまいましょう。ただし、もしそこで美容師さんと手が当たっても、恋が芽生えるようなことはありません。「あの頃」のような期待は禁物です。
また、神様のイタズラか、顔の上の布みたいなやつがズレてくることがあります。そういうときに有効なのは、やはり皆さん御存知のあの技。そう、「顔バグらせて何とか元の位置に戻そうとするすごい必死に」です。ただしこれをやる場合、美容師さんの気配を全身で感じ取るのは必須。下手をすると、顔をバグらせている最中に、布を取り上げられる可能性もあります。その顔を見られたが最後、行く宛もなく夜行バスに乗りたくなるので、それだけは絶対に避けてください。
■諦めない心が大切
「襟足、こんな感じで大丈夫ですか?」
僕はそれまで、この質問は一種の挨拶みたいなものだと思っていました。「大丈夫ですか」「大丈夫です」「ではお疲れ様でした」。これは流れ作業のようなものだと。これは様式美なんだと。僕の入る余地はないんだと。そう思って、諦めていました。
そんな僕が、初めて「もうちょっと短くしてもらえますか?」と言えたあの日。その頃はちょうど就職活動中であったため、どうしても襟足を残すわけにはいかなかったのです。僕が震える声でそう伝えると、なんということでしょう。美容師さんは嫌な顔ひとつ見せず、僕の襟足を短くしてくれたのです。それはまだ寒さの残る、とある大安の日のことでした。
「大丈夫。美容師さん、そんなに怖くないよ?」
美容院を恐がる全ての人に、この言葉が届くといい。襟足を切ってもらえたあの日以来、僕はそう思い続けています。諦めなければ、一歩を踏み出せれば、美容師さんはきっと応えてくれます。あの日を最後に、僕が「もうちょっと短くしてください」と言ったことはありません。それでも「いざとなったら言える。多分」という後ろ盾は、人を少しだけ強くするのです。
いかがでしたでしょうか。大体が「言えないから自分でやる」という着地になっていますが、美容師さんに意思を伝えるよりは、遥かにエネルギーを消費しないはずです。どうしても人見知りをしてしまうという皆さんが、少しでも心地よく美容院に通えるよう、心より願っております。
sora.HAIR MAKE
HP http://www.sora-hair-make.com/
Shop:〒381-0043長野県長野市吉田2-10-8
Tel&Fax:026-243-5018(予約優先制)
営業時間:平日10:00~20:00
土、日、祝9:30~19:00
定休日:火曜日 第1月曜日
駐車場:有(8台)
カード使用:可
Mail:salon@sora-hair-make.com
sora.ヘッドキュアをするとお顔もリフトアップします。
ノンシリコンシャンプーて本当にいいのか?
sora.に最強スキャルプライン「Eral」登場
嬉しかった一言!
泡カラーは怖いですね!
似合わせの可能性について!
ノンシリコンシャンプーて本当にいいのか?
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嬉しかった一言!
泡カラーは怖いですね!
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Posted by soraito at 00:18│Comments(0)
│ヘアケア